美化された物語

姉物語



2週間経ったある日。



みんな揃って夕飯を食べていたシシ。


いつもの小言が聞こえる。

『今時珍しく、気の利かない嫁なのよ〜』

シシ旦那に言う姑。




頷いている旦那。


マシンガンで、シシの悪口を言う姑



黙って耐えていたシシは、

自分が食べた食器を片しに
シンクに行った。



シンク内にある食器。




一つ一つ丁寧に洗い

すすぎ


割っていった。




音に驚いた姑は

すぐに駆け付け

シシを止めた。




シシは、その手を笑顔で振りほどき



食器を割り続けた。



姑はシシ旦那を呼び止めるように言った。


『なにしてるんだよ?』


の声にシシは、

やっぱり笑顔で

『割ってるの♥』

と言った。



その笑顔を見たシシ旦那は

恐怖を感じ、姑を連れ

その場を去った。



夜。


夫婦の寝室では

壮絶なバトルが繰り広げられた。




姑に悪く言われても守らない旦那に

相当キレていたシシ。

旦那は、まぁまぁ〜我慢してよ〜

しか言わず

更に部屋の前を通過する姑が

『バカだと思ったら バカ以上だったわ。
可愛げもないし、ただ気が強いだけの
アホな嫁だ』


と言った。




シシは、そのまま部屋をでて

姑の前に立ち


『クソババア
あんたこそ、可愛気ないんだよ
もう面倒みないわ。
今から出て行く』




そのまま


本当に子供を連れて実家に向かった。





姉物語



二度寝から目覚めたシシ。




ん?いいニオイがする。


リビングに行くと姑が朝食を用意していた。


あれ?ガス止まっていたはずなのに…


でも、おいしそうだから
食べちゃえ♥


食べてる最中に
やっぱり嫌味がきたかぁ〜



『世の中の嫁は朝食を姑に
作らせないらしいわよ?』


と、男性陣に言ってるし(-_-#)



いやいや、ガス着かなかったし
料理出来ないじゃん(`ε´#)



とは言えず
ひたすら耐えた。



こんな日々が2週間続いた。



耐え続けたシシは


2週間を過ぎた日


ついに、キレた。






姉物語


早朝。

子供の夜泣きと共に起床。


時刻は3時。


よし!今日は姑より先に起きてやったぜ!

そう思いながらキッチンに向かう。


まな板を出そうとしたら

『料理をするな!』

と書かれたメモが貼られていた。



へぇ〜(`ε´#)
デシカメでメモを撮影しておくか!



こんなの無視無視〜




冷蔵庫を開けようとしたら

『食材が可哀想です』



チッッ凸(▼皿▼メ)

さて、撮影撮影。





卵焼きとか挑戦してみようかな〜



フライパンを出し
火を着けようとしたら


ん?(๑• . •๑)??


つかない…


なんで着かないの?



Σ(º ロ º๑)
まさかの料金未払い?



止められてる?




なら仕方ない。



二度寝しよっと。








姉物語



寝落ち率半端じゃな〜い:(´◦ω◦`):


これは…風邪薬のせい?

うん。きっとそうだ壁|ω-o)゚+.

というわけで
風邪薬が私を夢の世界へ誘います\( •̀ω•́ )/




ーーーーーーーーーーーーー


夕飯を終えた後

部屋に戻ったシシは
旦那に姑の事を話した。


日中は嫌味言われて

全ての家事をやり直されて

すれ違う度に

溜息つかれるんだよ?


と、それは、それは、顔は怒りに満ちていたが

声は穏やかに…





それを聞いた旦那は


『あ〜!お母さんは昔から
そんな感じだから
気にしなくていいんじゃん?』



と、返事をした。



シシは

(なんだ、こいつ(-_-#)
つかうね〜(゚д゚#))


と思ったが、旦那が最初に

『お母さんの足が治るまで』



と言ったので、後少しだし
仕方ない、我慢しよう!と思った。



………?

でも…日中は動きまくってたのに

みんなが帰ってきたら

あ〜歩けない!
歩けないから杖取って!
不味いご飯作り直すから!



って言ってたよね(; ・`ω・´)



いや、夜になると痛くなるのかも。



うん。後少し!


よし!明日も頑張るか!



姉物語



男性陣が帰宅する前に
シシは子供達とお風呂に入った。


そう…誰よりも先に…



お風呂から出た頃に男性陣が帰宅。



作っておいた夕飯を温め
みんなの前に出す。


懇親の力を込めて作ったカレー。


そのカレーを食べて
みんなが変な顔をする。

シシは子供達にご飯を食べさせていたから
食べていない。


変な顔をする
旦那、姑、舅を見て

なにか?凸(▼皿▼メ)

と思ったシシ。



黙っていた3人は
姑の一言がキッカケで
文句を言い始めた。


『まずい!まずいわ!
カレーがこんなにマズイなんて?』


姑がそう叫ぶと


旦那も

『味見したの?
カレー作れないとか
終わってるよ…』



舅は

『大丈夫!無理をすれば
食べられるよ?』

フォローになってない。





3人して私をイジメるのね?!


えぇ負けないから大丈夫よ!

カレーにマズイとかある訳ないのに
クソババア〜!




シシはカレーを食べてみた。





…………





…………………(゚A゚;)ゴクリ





ま、マズイ…………:(´◦ω◦`):




野菜は生だから固いし


ルーが しっかり溶けてないから
変な塊になってるし



肉をバラして入れなかったから
当たったらラッキーな塊だし



何より



ご飯が固い…………





どうする………あやまる?


いや………きっとここで謝ったら負け!

だから、マズイけど全部食べてやる!


……(´Д`lli)

はぁマズイ…

何とか謝らずに食べたわ!



よし!今日は私の勝ちだわ〜♥





その後、姑は手早く料理を作り
3人で食べていた。

私をのけ者にするのね?
そう、また嫁いびりするのね。



でも、負けないから?



頭のネジがない姉。
そして、ポジティブ??変換。

謝って料理教えてもらえよ!
と私は思いましたわ…


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